【今週】2026年6月15日〜6月18日のSES案件スキル単価トレンド

## 今週のポイント - **プロダクトマネージャー・スクラムマスターが単価トップ**。いずれも平均125万円(最大150万円)でフルリモート対応、マネジメント系スキルの市場価値が際立っている - **Splunkが単価110万円で安定需…

今週のポイント

  • プロダクトマネージャー・スクラムマスターが単価トップ。いずれも平均125万円(最大150万円)でフルリモート対応、マネジメント系スキルの市場価値が際立っている
  • Splunkが単価110万円で安定需要。セキュリティ・ログ監視領域での専門性が高単価を支えており、件数は少ないながら存在感を示している
  • AWSはリモート率75%と高く、単価も平均84万円。クラウド系スキルはリモート親和性が高く、働き方の柔軟性と収入水準を両立しやすい傾向が続いている

スキル別単価ランキング(上位10)

順位

スキル

平均単価(万円)

最大単価(万円)

リモート率

1

プロダクトマネージャー

125

150

100%

2

スクラムマスター

125

150

100%

3

Splunk

110

110

0%

4

Python

90

95

50%

5

WEBディレクション

91

95

0%

6

Cisco

95

95

0%

7

AWS

84

110

75%

8

開発

83

90

0%

9

Java

82

100

25%

10

React.js

85

85

100%

※平均単価が未集計のスキルはランキングから除外しています。

注目スキル解説

① プロダクトマネージャー/スクラムマスター

今週もっとも注目すべきは、プロダクトマネージャーとスクラムマスターの2スキルだ。どちらも平均単価125万円・最大150万円という水準で、かつフルリモート対応という好条件が揃っている。技術的な実装スキルよりも、チームのデリバリーを牽引するマネジメント・ファシリテーション能力が求められるポジションであり、アジャイル開発の普及に伴って需要は中長期的にも継続が見込まれる。エンジニアとしてのキャリアを「手を動かす」フェーズから「プロセスや組織を動かす」フェーズへシフトしたい人にとって、積極的に狙うべき領域といえる。

② Splunk

セキュリティ情報・イベント管理(SIEM)ツールとして広く活用されるSplunkは、今週110万円の固定単価で案件が確認された。リモート率は0%と現場常駐が前提となっているものの、単価水準はトップクラスだ。サイバーセキュリティへの投資が拡大している昨今、ログ分析・監視基盤の構築・運用ができる人材は引き続き希少とみられる。Splunkの資格取得や実務経験の積み上げは、高単価ポジションへの有力な足がかりとなるだろう。

③ AWS

クラウドの定番スキルであるAWSは、平均単価84万円・最大110万円と幅広いレンジで案件が存在している。特筆すべきはリモート率75%という高さで、クラウド系スキルが在宅勤務との相性の良さをあらためて示した形だ。案件内容によって単価の上振れ余地も大きく、構成設計やセキュリティ設計などの上流工程を担えるほど高単価案件へアクセスしやすくなると考えられる。

リモート案件比率

今週のデータを俯瞰すると、フルリモート(100%)対応のスキルとしてプロダクトマネージャー・スクラムマスター・Windows Server・3Dモデリング・fusion place・Shell・React.jsが確認された。一方、Java(25%)・Python(50%)・JavaScript(50%)は一部リモートが混在する形だ。Cisco・WEBディレクション・PHPなどはリモート率0%で、対面・常駐が基本となっている。

全体的には、マネジメント系・クラウド系・モダンフロントエンド系のスキルほどリモート率が高く、ネットワーク機器やオンプレミス系インフラ系は現場常駐が主流という傾向が今週も続いている。

エンジニアへのアドバイス

今週のデータが示す最大のメッセージは、「技術の深さ」と「マネジメントの広さ」のどちらにフォーカスするかで、狙える単価帯が大きく変わるという点だ。Splunkのような専門性の高いセキュリティツールや、AWSの上流設計スキルを深掘りすることで単価100万円超が現実的なラインになる。一方、スクラムマスターやプロダクトマネージャーへのキャリアチェンジを視野に入れるなら、アジャイル資格の取得や小規模チームでのファシリテーション経験の蓄積が有効な一手となる。

案件数が全体的に限られている週であっても、ピンポイントで高単価スキルを把握し、自身のポートフォリオ強化に活かすことが重要だ。市場の変化を週単位で追いながら、スキルアップの優先順位を継続的に見直していこう。